あなたに関係するのは5つのタイプ

年金の定義

年金を説明する前にまず年金そのものを定義しておきましょう。
辞書を引くと「年金とは、毎年一定額を、年金制度を運営する者が年金をもらえる資格のある人に支払い続けていく仕組み」とあります。

しかし、一見、単純明快にみえるこの定義は、みなさんに新しい疑問を投げかけるのではないでしょうか。
例えば、「毎年一定額っていくらなの?」とか、「年金制度を運営する者って誰?」とか、「年金をもらえる資格とは?」などなど。

実は、年金制度は、大きく5つのタイプに分けることができます。そして、それぞれの制度や種類によってもらえる年金の額も違えば、もらうための資格を得る要件も違うのです。

しかし、他人のことはいざ知らず、自分が将来もらう年金について多少のことを知っておいても損はないと思いませんか。この機会に年金の仕組みについて勉強してみましょう。

5つのタイプ

まずは、自分に関係のある年金の種類を知っておくことから始めましょう。 会社員であるあなたが関わることとなる年金は、大きく5つのタイプがあります。

第1のタイプは国民年金です。日本国内に住所のある人で、20歳になると全ての人が加入することになる年金です。全ての人ということは、もちろんあなたも加入者として含まれているということです。自ら納付する必要があるため、近年騒がれているよう未納問題が発生しています。

第2のタイプは付加年金です。これは、国民年金保険料に400円の付加保険料を一緒に納めることで、[200円×付加保険料納付月数]の年金が上乗せされます。もし40年間ずっと付加保険料を納めれば、年金額は9万6,000円(年額)増額します。
尚、国民年金基金に加入中の方は、付加年金に加入することはできません。

第3のタイプは国民年金基金です。これは、自営業の方であってもサラリーマン並みのゆとりある老後を過ごすことができるように、国民年金の老齢基礎年金に上乗せした年金を給付する制度です。

第4のタイプは確定拠出年金(個人型年金)です。これは、確定拠出年金法に基づいて国民年金基金連合会が実施する年金制度です。確定拠出年金制度は、掛金があらかじめ決まっているものの、将来もらえる給付金額は運用成果により異なることが特徴です。

第5のタイプは個人年金です。これは、銀行や保険会社などの民間企業が販売している年金保険です。契約形態や給付の型などのパターンが豊富にあり、個人のニーズに合わせた年金設計を構築することが可能な一方で、国の運営する年金制度に比べ税制面で劣るといった特徴があります。

これら5つの制度の違いによって、年金の支払額・受給額・受給開始時期は異なってきますので、以下ではそれぞれ区分しながら見ていくことにします。


YourCompany.Com © 2006 Privacy Policy