あなたに関係するのは3つの年金

年金の定義

年金を説明する前にまず年金そのものを定義しておきましょう。
辞書を引くと「年金とは、毎年一定額を、年金制度を運営する者が年金をもらえる資格のある人に支払い続けていく仕組み」とあります。

しかし、一見、単純明快にみえるこの定義は、みなさんに新しい疑問を投げかけるのではないでしょうか。
例えば、「毎年一定額っていくらなの?」とか、「年金制度を運営する者って誰?」とか、「年金をもらえる資格とは?」などなど。

実は、年金制度は、大きく3つに分けることができ、さらにその中に様々な種類の年金があるのです。そして、それぞれの制度や種類によってもらえる年金の額も違えば、もらうための資格を得る要件も違うのです。

あなたは自身をもって自分の年金について説明できますか?

他人のことはいざ知らず、自分が将来もらう年金について多少のことを知っておいても損はないと思います。この機会に年金の仕組みについて勉強してみましょう。

3つの年金

まずは、自分に関係のある年金の種類を知ることからスタートです。 会社員であるあなたが関わることとなる年金は、大きく3つに区分されます。

第1の区分は国民年金です。日本国内に住所のある人で、20歳になると全ての人が加入することになる年金です。全ての人ということは、もちろんあなたも加入者として含まれているということです。自ら納付する必要があるため、近年騒がれているよう未納問題が発生しています。

第2の区分は厚生年金保険です。これは、保険料が給料から天引きされる形式で納付されていますので、実際に納付している金額は給与明細を確認してみてください。

第3の区分は企業年金です。これは、国が運用する年金とは別に企業が自助努力によって運営する年金です。具体的には、厚生年金基金や確定拠出型年金などがあります。この三つ目の区分は企業によっては存在しないこともあるので、会社の就業規則・退職金規定等や、会社の人事・総務担当者へのヒアリングによって確認しましょう。

年金は3階建て

これら3つの制度の違いによって、年金の支払額・受給額・受給開始時期は異なってきますので、以下ではそれぞれ区分しながら見ていくことにします。


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